2017-04

どう読む?平成24年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.2)の問17

問17
今回、訪問介護や通所介護で時間区分の変更が行われたことにより、あらためて居宅サービス計画の点検(見直し)作業を行うこととなるが、当該作業の結果、時間区分を変更することとしたケースについては、必ずサービス担当者会議を開催しなければならないのか。
(答)
居宅サービス計画の変更は適切なアセスメントとケアマネジメントに基づき、利用者のニーズに応じたサービスを提供する趣旨で行われるものであり、今回の時間区分の変更を契機に、利用者のニーズを踏まえた適切なアセスメントに基づき、これまで提供されてきた介護サービス等の内容をあらためて見直した結果、居宅サービス計画を変更する必要が生じた場合も従来と同様の取扱いとなる。
従って、適切なアセスメントの結果サービスの内容及び提供時間に変更は無いが、介護報酬算定上のサービス提供時間区分が変更になる場合は、サービス担当者会議を含めた一連の業務を行う必要性はない。ただし、この場合にあっても利用者負担額が変更になることから利用者への説明は必要となる。
なお、従前より訪問介護の所要時間については、現にサービスを提供した時間ではなく、訪問介護計画において定められた内容のサービスを行うために必要と考えられる標準的(平均的)な時間としており、今般の見直し後も所要時間の考え方は変わるものではない。(通所介護においても考え方は同様。)

このQ&A、
①適切なアセスメントの結果、
②サービスの内容及び提供時間に変更は無いが、
③介護報酬算定上のサービス提供時間区分が変更になる場合
=サービス担当者会議を含めた一連の業務を行う必要性はない
と回答しています。

①②③の条件に合致する=居宅サービス計画の変更が不要なのは明らかです。
しかし、逆説的に①②③の条件に合致しない場合はすべて居宅サービス計画の変更が必要との見解を示したものではないと考えるのですがいかがでしょう?

コメント

やはり訪問介護と通所介護が問題になると思うのですが、時間区分の変更によって時間自体を変更(訪問介護だと時間を減らして回数を増やすということも蔓延しそうですが)しようとするならば、そこに利用者さんのニーズをどう取り込むのかの視点がなければならないのは、ケアマネジャーであれば当然考えることだと思います(本来の順序は逆ですが)。でも、これを「軽微な変更」としている保険者もあるんですよね。

事業者の苦しい事情も十分に理解できますが、やはり利用者を置き去りにはできません。

通所介護について言うと、利用者感覚でのサービス利用時間と事業所感覚でのサービス提供時間って、イコールの関係ではないと思うんですよね。

利用者にしてみれば迎えに来たときから自宅に到着するまでが利用時間、事業所にしてみれば(算定基準からすれば)事業所の玄関を入ったときから玄関を出るまでが提供時間って具合に。

例えば、これまでは
9:00に迎えに来て9:30に事業所へ到着、16:00に事業所を出発して16:30に到着(6時間30分の滞在)。
これが、事業所の送迎車両を増やしたところ
9:00に迎えに来て9:15に事業所へ到着、16:15に事業所を出発して16:30の到着(7時間の滞在)
に変わったところで、利用者からみたサービス利用時間に変わりはないんじゃないかなと思うんです。

またニーズについて言うと、30分時間を長くすることにより、例えばこれまでは余裕なくせかせかと入浴しなければならなかったのが少し時間の余裕ができてゆったりと入れるようになった、入浴後の着衣も汗が引くまで待ってからできるようになった、アクティビティにも時間を取れるようになった、というような状況のとき、一概にニーズ、目標、サービス内容が変わるとは言えないと思うんです。

そして、30分程度長く滞在することで時間区分の変更が生じたとき、これを軽微な変更ではないと言い切れるのかどうか。

「時間区分を変更したときには利用料が増えたり減ったりの変更が生じることから軽微な変更にはあたらない」というのが軽微な変更ではない理由だとしたら、週1回程度の利用回数の増減のほうが、よほど軽微な変更ではないように思えるのですがいかがでしょう?

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